Composition

2010年10月26日火曜日

切実な問題解決の先に遊びがある

野宿とキャンプの違いはなんだろう。言葉としては同意語であるが切実さに迫られてする「野宿」と楽しみとしての野宿がキャンプであると僕は思う。
楽しむ重要な要素であるキャンプサイトもしくはキャンプ場に支払うお金はいくらが妥当なのであろうか。公営の場合は無料から高くても一人500円程度である。これは税金が投入されているので料金が抑えられているのである。ただし公共の事業費はイニシャル・コストについて補助が出る場合が多く、ランニング・コストは無しか市町村が負担している場合が多い。いってみれば赤字である。そのような事が続いてきたのでまともな対価も払えずボランティアで働いてくださる耆徳な方にお願いせざるをえない状況を生む。
これでは継続性は生まれない。顧客本位の時代とは自分の欲しいものを送り手に実現して貰う時代である。それは送り手が実現できる環境を作ることでもある。ブランドロイヤリティといっても良いかも知れない。キャンプが本当に好きなら環境を維持する意識も必要ではないだろうか。遊びなのだから。

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